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LMは、トヨタ自動車が展開する高級車ブランドレクサスが販売しているFセグメント高級ミニバンである。製造はトヨタ車体いなべ工場が担当している。日本では2023年10月19日に2代目モデルが導入されることが正式発表された。
レクサス初のミニバンであり、トヨタブランドから発売されているアルファード/ヴェルファイアとボディシェルを含めたプラットフォームとエンジンミッションを共有する兄弟車種であるが、細部にわたる設計や品質は、吸音材の違いによる静粛性の差異や内外装の製造基準など、全般においてレクサス車たるLMの方が高い。
当社取扱っているのは2代目AW10である。
2023年4月18日に上海モーターショーで2代目のプロトタイプが世界初公開された。販売地域が中国や台湾、東南アジアやインド等に限定された初代モデルとは異なってグローバル市場に導入されることとなり、日本市場へは同年秋に導入されることが発表された。
同年10月19日に日本仕様が正式発表された。当初、日本仕様はインタークーラーターボ付の2.4LダイナミックフォースエンジンであるT24A-FTS型に、6速ATに変更されたトランスミッションとモーターを一体化したフロントユニット、高出力モーター「eAxle」を搭載したリアモーターで構成されたハイブリッドシステムを備え、四輪駆動システム「DIRECT4」を採用した4人乗り仕様のLM500h"EXECUTIVE"のみだったが、2024年5月9日に6人乗りの"version L"が設定された。
LM500h"EXECUTIVE"は初代の4人乗り仕様同様に、リア席前方に大型ワイドディスプレイと一体となったパーティションが装備されているが、2代目ではワイドディスプレイが48インチに大型化。リアシートエンターティンメントシステムが備わり、画面表示はセンター1画面(シングル)、左右2画面(ダブル)、横長1画面(フルスクリーン)の切り替えが可能。ディスプレイの下には中央に冷蔵庫、左右にグローブボックスが装備されるほか、左右サイドにはアシストグリップやシューホーン/傘立ても配置されている。