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ランボルギーニ・ウラカン (Lamborghini Huracán) は、イタリアの自動車メーカー、ランボルギーニで製造されているV10エンジンのスーパーカーである。車名はスペイン語で「ハリケーン」(台風)を意味し、直接的な由来は1879年8月にスペインアリカンテで行われた闘牛の試合で活躍した牛から名付けられた。2013年12月、約10年間にわたり生産されたランボルギーニ最大のヒット作、V10エンジンガヤルドの後継車種として、公式サイトで発表された。2014年3月より開催されていたジュネーヴショー2014にて正式に発表された。デザイナーは、アヴェンタドールと同じフィリッポ・ペリーニ(Filippo Perini)。特徴的なルーフのラインは、日本の折り紙から着想を受けたものである。見た目はアヴェンタドールに若干似ているが4角形のヘッドライト、サイドステップの小さめのダクト等見分け易い相違点がある。
全長4,459mm、全幅1,924mm、全高1,165mmと、全高は先代ガヤルドと変わらないものの、全長159mm、全幅24mmとわずかに拡大されている。エンジンは5,204cc V型10気筒NAエンジン、最高出力610 ps / 8250 rpm、最高トルク57.1 kg・m / 6500 rpm、駆動方式は4WDとガヤルドより踏襲。変速機は、ランボルギーニ・ドッピア・フリッツィオーネ(LDF)と呼ばれる7速DCTをランボルギーニで初めて採用した。「アニマ」(Adaptive Network Intelligent Management)と呼ばれる走行モード統合制御機構を搭載させた。日本では2014年7月17日に発表された。
「第86回ジュネーブモーターショー2016」で、「ウラカン」の250台限定スペシャルエディション「ウラカン LP610-4 Avio(アヴィオ)」を公開した。戦闘機をイメージして開発が進められたというアヴィオは、ドアパネルにはランボルギーニの「L」と、ランボルギーニが設立された1963年を表す「63」のロゴが入り、さらにLと63の間にはイタリアの三色旗をモチーフとし、航空業界では国籍を表わすという円形章がデザインされている。
インテリアではアヴィオで初めて使われたという、黒いレザーとレーザー彫刻による六角形の模様があしらわれた特別なアルカンターラによるコンビネーションシートを採用。シート側面には「L63」のロゴが手刺繍された。アルカンターラはシートの中央のほかアームレスト、ニーサポート、ドアパネルの一部にも使われ、黒とは対照的な白のステッチが施されるという。
アヴィオに関するニュースはこちら:https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/746647.html